インプラントに不安をお持ちの方へ

1本わずか5分 メスを使わず
腫れないインプラント
- POINT -

・術中・術後の腫れや痛み・出血がほとんどありません
・全てのケースで適応できる方法ではありません
・高度な技術が要求される難易度の高い手術です

無切開無痛手術(フラップレスサージェリー)

切らない(メスを使わない)インプラント治療

無切開無痛手術(フラップレスサージェリー)もしインプラントを埋入しようとしている部分に十分な骨と歯肉が存在する場合、当院では無切開無痛手術(フラップレスサージェリー)をお勧めしております。

無切開無痛手術とは、従来から当たり前のように行われている、メスを使って歯肉を切開~剥離するというプロセスを省き、歯肉に直径4mm程度の穴を開け(開けないときもあります)、その穴からインプラントを埋入する非常に低侵襲の手術方法です。

無切開無痛手術の利点

  1. 歯肉を切開しないため、従来の手術に比べて、術中・術後の腫れや痛み・出血がほとんどない
  2. 切開・縫合の必要がないため、手術時間が飛躍的に短縮できる(平均1本5分以内に終了)
  3. 歯肉を切開しないので治癒期間が短くて済み、短期間で全ての治療を終えることが出来る
  4. メスを使わないことにより、患者さんの精神的不安が少ない
  5. 上記理由により、有病者(血圧や糖尿病をお持ちの方)にもインプラント治療を提供できる

高度な技術が必要とされる手術

結論から言うと、無切開無痛手術は充分な経験をつんだ歯科医師が適応症を厳格に選定し、確実な準備が出来る場合にのみに選択されるべき手術方法だと考えています。最近の潮流として、インプラントをはじめたばかりの歯科医師がこの手術方法を選択するケースも少なくないと聞きますが、これは非常に危険なトレンドだといわざるを得ません。

外科治療の基本は、手術野を大きくとり十分な手術野を得る、すなわち、大きく切開して全体をよく確認する(骨が少ない難しいケースではこれをしなくてはなりません・・・)ことであるといわれていますし、私自身もそれに異論をはさむつもりはありません。したがって、無切開無痛手術には、術者である歯科医師がインプラントを入れようとしている骨の状態を直接目で見て確認することができないといった欠点もあるわけです。私自身も、無切開無痛手術のほうが従来の手術方法より難しいと考えています。これは、内視鏡を使った手術(限られた視野しかありません)でよく事故が起きることでもご理解頂けると思います。

無切開無痛手術と従来の方法のどちらが優れているということをここで議論するつもりはありません。全てのケースで無切開無痛手術が適応できるわけではありませんし、また、個々のケースによって最適な手術方法は異なると思います。

しかし問題なのは、

    『十分な経験をつんだ歯科医師であれば何の問題もなく無切開無痛手術が行えるケースにおいても、従来のメスを使った手術や、果ては旧態依然とした2回法が行われている』

ということにあるのではないでしょうか?

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治療例

CASE1 ブリッジは壊れそうなのでインプラントを入れてほしい

術前

無切開無痛手術治療例ケース1術前今回の手術は右上4番目の歯です。

すでに他の部分に当院でインプラントを入れさせていただいている患者さんで、また、今回は無切開無痛手術を予定しておりメスを使いませんとお伝えすると、安心してお任せ出来ますとのお言葉を頂戴いたしました。

無切開無痛手術には、骨と歯肉が充分にあることが必須条件です。

術後(開始10分後)

無切開無痛手術治療例ケース1術中わずか10分で終了しました。

画面に見える金属は歯肉が治るまで入れておくTHA(テンポラリーヒーリングアバットメント)と呼ばれているパーツです。前述の通り、直接骨を見ることができないため通常以上に慎重に手術を行いましたがそれでもこのような短時間で終了してしまいます。

術後の経過も大変良好で、痛み・腫れ・出血はほとんどなかったとのことです。

治療完了

無切開無痛手術治療例ケース1術後全てジルコニアオールセラミックで修復してあります。

アバットメントもジルコニアを使用しています。チタン(インプラント)以外の金属を全く使用しておりませんので、大変自然な感じになっていますね。患者さんは大変喜ばれていらっしゃいます。

上記ケースの治療費用

診断料(ケースによって異なります)10,500
インプラント基本料金367,500
インプラント仮歯10,500
ジルコニアアバットメント加算31,500
ジルコニアオールセラミック加算31,500
ソケットリフト ※152,500
総費用504,000

※1 ソケットリフト詳細のページへ

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CASE2 インプラントでしっかりと噛めるようになりたい

術前

ディレクション・インジケーターインプラントを入れる前に、ディレクション・インジケーターという器具で方向を確認しているところです。無切開無痛手術ですので、インプラントを埋入する位置を決めたら切開を行わずに直接骨の中に入れていくことが出来ます。

術後

無切開無痛手術治療例ケース2術中インプラント埋入直後です。

ほとんど出血もなく、ここまで約20分です。骨と歯ぐきが充分にあることが分かります。

初期固定も充分で即時負荷も可能なレベルでしたが、噛み合わせが不安定だったこともあり落ち着くまで待機することにしました。ご覧の通り、インプラントを入れる穴以外は切開などをしておりませんので、術後の腫れや痛みなどの不快症状はほとんどありませんでした

確認レントゲン写真

無切開無痛手術治療例ケース2術後レントゲン写真確認のレントゲン写真です。

一番奥の部分にはソケットリフト [ ? ] を行っています。方向・埋入深度ともに、特に問題ありません。今回はこのまま待機し、インプラントが骨と結合する4ヵ月後に綺麗な歯をおつくりします。

上記ケースの治療費用

診断料(ケースによって異なります)10,500
インプラント基本料金367,500×3
ソケットリフト52,500
総費用1,165,500

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