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- 2011年04月29日
歯を引っ張ってくると・・・? 部分矯正のお話
こんばんは 中川歯科@八王子です
さて、先日の割れた歯を部分矯正で保存する試みに関しては、多くのご質問を頂きました。有難うございました。
で、実際に部分矯正で歯を引っ張るとどうなるか?という事ですが、今日はそれをお見せしたいと思います。
下の写真は、八王子市内のほかの歯医者さんから紹介いただいた患者さんです。
個人的には、同業の方(歯医者さん)からの紹介は本当に嬉しいものですね、診療内容にきょうかんしてくれているわけですから。。。。
「差し歯がぐらつくので新しくしたい」 という事でおいでいただきました。
古い差し歯を外してみると、残っている根っこがかなりの虫歯になっていました。
そのまま残せないことはないのですが、将来的にかなりの不安が残ります。
そこで、前回までにご紹介したとおりの方法を用いて部分矯正で歯を引っ張って(挺出といいます)、きちんとした状態でセラミックを入れることを提案させて頂きました。
矯正装置(というほど大した代物ではありませんが・・)セットから、約2ヶ月後が下の写真です。
向かって右前の歯が部分矯正をしている歯ですが・・・
隣の歯より短くなっていることが分かりますか?
今日は写真が間に合いませんが、元々は2本が同じ長さでした。次回、審美的形成外科 のテクニックを用いて左右が同じ長さになるようにしていきます。
最終的には、他の歯の虫歯も治療する事で、トータルでバランスの取れた口元を回復することが出来ます。
ここだけの話、差し歯のやり変えのときは、半分以上のケースでこのテクニックが必要になります。
差し歯のやり変えをお考えの方、外した後でも結構ですので、一度相談にいらしてください。
出来る限り、歯を保存する方法を一緒に考えていきませんか?
ちなみに、どうしても残すことが出来ない歯をインプラントにする場合には、このテクニックと考え方は更に重要になってきます。
歯があるうちに引っ張ることで、余分に歯ぐきを作ることが可能となります。
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行っております。
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで説明いたします!
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