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- 2012年01月15日
インプラント治療 5年経過症例
こんにちは
今日は寒いですね。
私は再来週の月曜日から、ワシントン州シアトル開催される学界のため、日曜日にアメリカ西海岸へ出発いたします。帰国は30日の予定です。
その間、皆様にはご不便をかけいたしますが、いつも通りクリニックは通常診療となっております。
そういうことですので、暫く家族とは会えなくなります。
で・・・今日は娘と(寒いですが)キャッチボールでもしようかなと思っておりましたが、その娘が今日は体調が悪い・・・熱が38度近くありとても外へ出ていける状態ではありませんでした。無念・・・
さて、年明けにメンテナンスに見えた患者さん、5年目に中川歯科で前歯のインプラント治療を行った患者さんですが、経過が大変良好なので、ちょっとご紹介いたしますね。
↓ 初診で見えた時から色が変わっていた右から3番目の歯(左下1番)ですが、固いものを噛んだときに ”パキッ”と言ってぐらぐらしてきたそうです。神経がないため強度が低下して、歯が割れてしまいました。患者さんとメリット・デメリットをよく相談してインプラント治療を行いました。
余談ですが、最近の私は昔より歯を残すことに執着するようになりましたが、それでも抜歯した方が良いと判断する場合もあります、このケースも今診断しても抜歯せざるを得ない割れ方でした。
また、中川歯科ではインプラント入れるときは必ず人工骨を補てんすることで、骨と歯肉が必要以上に痩せることを避けるコンセプトで手術計画を立てています。
↓ インプラントにはまずこの写真のようなアバットメントと呼ばれる土台をネジで留めて、その上に通常のセラミックをセメントでつけていきます。そうすると表にネジ穴が出てくることがなくなります。
↓ 同日、セラミックをセットした直後です。まだ歯ぐきは安定していませんが。。。さて5年後は如何に!?
↓ そしてこれが5年経過した状態ですね。歯ぐきの状態もいい状態で安定しています。
歯牙移植と違って、インプラントは元々体の中にあるものではないので、一度トラブルが起きてしまうと取り返すのが非常に大変です。
ですから、最初の診断と治療計画がが非常に大切だと思っています。
くっつけば成功
治療直後が良ければ成功
そういう時代はすでに終わりました・・・
インプラントに限らず、刹那的でない、先を見据えた治療計画を立ててくれるクリニックへ通ってくださいね!
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
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