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- 2012年09月14日
歯は、ただ残せばいいのか?! ついでにセラミックの写真など・・・
こんばんは 中川歯科医院@八王子 中川雅裕です
本日、アメリカ出張より、ドクター貴裕が戻って参りました。まだ詳しい話は聞いておりませんが、その顔を見る限り、少し成長して戻ってきたようですw
帰国最初の治療がインプラントのオペ・・・しかし、特に疲れた様子も見せずに、落ち着いて取り組んでいたようでした。後日、ゆっくりと報告を聴きたいと思います。
さて、私はと言えば、本日は再生療法のオペを行いました。
昔ならインプラントにしていたほどの歯でしたが、今では、いかにして歯を残すかに執念を燃やしています(笑
ただ誤解しないでいただきたいのは、状態の悪い歯を何でもかんでも残しておくということではありません。
何でもありのインターネット上のクリニックのウェブサイト(うちも他のところの事を言えた義理ではありませんが・・・w)を見て、頭の中がぐしゃぐしゃに混乱している方をよく拝見します。
個人個人の理解力の問題もあるとは思いますが・・・顔が見えないと、皆さん、好き勝手なことをおっしゃっていらっしゃる・・・
1.治療をした後、、それなりの年数は問題なく保存できること・・・
2.完全に治癒しなかったとしても、周囲の歯に悪影響を与えないこと・・・
3.将来的に抜歯となっても、再度の大きな治療をする必要がない残しかた・・・
4.患者さんが上記のリスクをしっかりと理解し、そのための協力が得られていること・・・
以上が、私が歯を保存するうえで重要視している項目です。
全てを満たしていないとだめだという事ではありませんが、将来的なトラブルは必ず患者さんに不利益として跳ね返ってきてしまいますので、時には英断が必要な時もあるのが現実というものです・・残念ながら・・・
そんな時は、リスクと患者さんのご希望を天秤にかけながら、治療方針を決定していきます。
余談ですが・・・
最近の傾向として、初診の相談の段階で、細かい点まで全てをはっきりさせて欲しいという望まれる患者さんが増えてきています。
もちろんそうできれば良いのですが、複雑なケースになればなるだけ、短い時間で全てをお話しすることが難しいのです。
無理に結論を出してしまうと、我々は状況に合わせた柔軟な治療計画の変更ができなくなってしまいますが・・・それって・・・ご自分にとって不利なことだと思われませんか?
そのような時は、初診の日は精密検査(費用別途)のための資料(レントゲン、CT、デジタル写真、歯型・噛み合わせなど)を取り、後日改めて相談に来て頂くことをお勧めしております。
それを許して頂けない方は・・・我々とはご縁がなかった・・・私はそのように考えることとしています。
~ 最後に、最近入れたセラミックブリッジをお送りいたします。
片方がジルコニア・オールセラミック、もう片方がメタルセラミック・・・
それぞれに良さがあり、特徴があります。
これにしてもそう、最近ジルコニアがやたらともてはやされていますが、メタルセラミックにしかできないことがまだまだたくさんあることを皆さんご存じないようで・・・
知りたいですか?
それでは・・・中川歯科へお越しください、お待ち申しております!
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
中川歯科 八王子の審美歯科・インプラント・歯周病治療・根管治療・矯正治療など、徹底的に歯を残すための治療の実践日記
インプラントに関してはこちらのサイトから・・・八王子のインプラント認定医による専門サイト
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