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- 2013年08月27日
インプラントについて、雑感
おはようございます 中川歯科@八王子です
8月も下旬となり、やっと暑さから解放されてきた感があります東京です・・・
先週末は、インプラントで有名なノーベルバイオケア社のセミナーで経験の浅い先生方にレクチャーをしてまいりました。
私のテーマは前歯部のインプラントにおいての注意点という内容だったのですが、前歯部のインプラントはいろいろと考えることが多いため、全てのケースがアドバンス、つまり簡単なケースは全くないのです。
経験が浅い先生は、その怖さを知らないため勇猛果敢にチャレンジしようと考えがちなのですが、審美性を失ってしまった前歯部のインプラントは、例え骨と結合しても患者さんは決して喜びませんよ!という、ある種の警鐘を鳴らしてきました(笑
このブログでも以前からお伝えしているように、前歯部においては敢えてインプラント以外の方法が適するケースも数多く目にしますので、歯がなくなったからといってすぐインプラントに飛びつく選択は賢明とは言えません。
しっかりと診査を行い、患者さんの希望だけでなく、生物学的・科学的に正しい診断をしてくれるクリニックで相談してから決断することをお勧めいたします。
私自身は、インプラントはもちろん口腔外科の知識が必要ですが、長期的なことを考えると歯周病治療の延長線上にあると考えます。したがって、治療後のメンテナンスシステムがしっかりしていることが重要です。
↓ 前歯部において、満足な審美性を得ることができなかった失敗症例。当院にセカンドオピニオンを聴きに見えた方や、インターネットでの画像検索結果から・・・
↓ 右上の歯に対してインプラントを行ったケース。事前にCTによる診査診断をしっかりと行い、適切な位置にインプラントを入れることが大変重要です。間違った位置に入れると、上の写真のような悲惨な見た目となります。
↓ 一番最近の当院の症例。左下に2本のインプラントを入れましたが、同時に歯周病の手術も行っています。 残っている歯、特に近隣の歯の歯周病を考慮せずにインプラントだけを行う『インプラント専門施設』もあるようですが、私からするとありえない診断です。
そういう意味で考えると、インプラント専門医という資格はあまり参考にはなりませんね。。。
では・・・・
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
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