All-on-4(オールオンフォー) と ノーベルバイオケア

皆様、こんにちわ。 中川歯科 ペリオ・審美インプラントセンター  の中川雅裕です。

まだまだ熱い(暑い)日が続いています。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

さて、昨日今日(21・22日)と、ブローネマルク・インプラントシステムで有名な ノーベルバイオケア による ノーベルバイオケア・シンポジウム アジア‐パシフィック2010 に参加して参りました。土曜日は午後からの参加ということで診療に穴は空けておりません(笑)

毎年熱くてたまらないこの時期に開催されるこのシンポジウム(今年から名前が変更されました)、今年度はアジア地区のインプラントロジスト2500名余を集め盛大に開催されました。昨年までは日本独自開催ということでしたが、今年は ”アジア地区のシンポジウムを日本で開催する” という位置づけにより、多くの外国の著名なスピーカーが招聘されていたようです。

目玉は何と言っても、オールオンフォー の巨匠 Dr.マロでしょうか?それ以外にも各国の有名な先生たちの熱いディスカッションが繰り広げられました。マロ先生の話は久し振りに聞きましたが、約5年前、最初にポルトガルで聞いた時から全く変わっていませんね。いい悪いは別にして、軸が全くぶれていない点には頭が下がります。それとも、省エネプレゼンテーションと言うべきか・・・?(笑)

昨年、私が参加していたUSCジャパンプログラム(今年はDr.貴裕が参加しています)  あるいはISO(International Society of Osseointegratoion)の諸先輩達も話されていましたし、私自身も昨年に引き続き オールオンフォー の実習の手伝いをしてまいりました。

この オールオンフォー 原理原則をきちんと守って行えば決して難しくはありませんし、成功率は従来の方法(半年経たないと噛めない)とほとんど差はありません。最初は全体を4本で支えるなんてクレイジーだと言われていましたが、現在では科学的に一定の評価を得ることに成功しています。

ただ、最低限の原理原則を守ることが前提となっていますので十分に研鑽を積んだ歯科医師以外は手を出すべきではないと考えられています。。

当院では少なくとも50 症例以上を手掛けていますので、一つの基準をクリアしているのではないかと考えています。 詳細はリンク先を参照してみてください。

私としたことが、今回は自前のカメラを持参するのを忘れたため、知人より頂いた写真を載せてみます。

タイトル
「濃すぎる4人の歯科医師たち…」
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