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- 2013年04月14日
美しく見えるセラミックとは? (審美歯科)
こんばんは 中川歯科@八王子 中川雅裕です
先週末は私の所属する ”5D-Japan” アドバンス・コースの第6期が開講されました。
私は3期でしたが、サポーターとして少々お手伝いさせてい頂く予定ですので、初日終了後のウェルカムパーティにお邪魔してまいりました。
今回も全国津々浦々から、日々真剣に患者さんのための診療を実践している数多くの歯科医師が集結しているようです・・・昔から一緒に勉強している仲間、大学の先輩・後輩、等など以前からの知り合いも沢山参加してくれていて、これからの一年間を楽しく過ごしてほしいと陰ながら応援しています。
私自身もまだまだ修業中の身でありますので、若い先生方と共に学んでいくことで教わることが山ほどでてくるはずですね・・・期待しています!
さて、今日は審美歯科?のケースです。
日本のことわざに 『バカとハサミは使い様・・・』 という有名な文言があります。
皆様、意味はご存じでしょう・・・ねwww
全ての事象に当てはまる言葉ですし、歯科治療にも当然当てはまる言葉だと考えています。
簡単に言うと、本来は有用なハサミとなりうる技術 : 例えばインプラントでもいいですし、ジルコニアセラミックでもいいでしょう・・・
戦略を誤り、不適切な使い方をした場合は、本来のポテンシャルが発揮されない残念な結果におわてしまうということですね・・・
例を挙げると・・・
歯周病治療が行われないままやられてしまったインプラント
根管治療が不完全なまま行われたセラミック
かみ合わせの診断と対策が取られないまま作られたクラウン
色々ありますが、どれも日常的によく目にすることが多いです。もちろん私も完璧な治療を提供することはできませんが、それでも患者さんに対しての最低限の礼節と、己自身の診療哲学というものは持ちわせています!
今日のテーマ ”セラミック” に限って言えば、目には見えない 『歯周組織』 がきちんと治療されていない場合はどんなに綺麗に見えるセラミックを入れても砂上の楼閣という話になります
↓ この2本の歯は他のクリニックで抜歯~インプラントと診断されたそうで、インプラントになってしまうのなら綺麗にやってくれるところを!ということで、紹介されて来院した患者さんです。実際には古い冠を外してみないとわからないのですが、根管治療だけの問題であれば残した方がいいでしょう・・・ということで治療開始、無事に自分の歯を残すことができたケースです。ご覧頂くとわかるように、歯ぐきが大変美しく仕上がったと思っています。もちろん患者さんの手入れによるとことが多いのですが、歯周病治療に携わる者としてこういったところにこだわりを持って仕事をしていきたいと思います
↓ 次の写真は治療終了後6年が経過したケースです。
下顎前歯を除いた全ての歯にセラミックが入っていますが、患者さんのブラッシングがいいことと、歯周組織を考えたしっかりとした治療がなされていることにより、6年という長期に渡り全く揺るぎのない安定した状態が継続しています。
皆さんも見掛けだけではなく、本質的にしっかりとした歯周病治療を受けてくださいね!
では・・・VIVA!
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
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