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- 2011年08月12日
安全なインプラント治療計画と実践
こんばんは 中川歯科@八王子です
7月末に台風がやってきて、夏が一段落したと思ったのも束の間、最近の暑さには本当にびっくりしますね。
今日の午後も、もの凄い雷と雨でびしょぬれでお見えになった患者さんもいらっしゃいました。何か異常気象という気がするのですが・・・
さて、最近はお盆休みが近いということもあり、インプラント治療を受けられる患者さんが数多くいらっしゃいます。
一昨日昨日は2件づつ、本日はありませんでしたが、明日もまた2件のインプラント治療を予定しています。
今日は中川歯科で実践している安全にインプラント治療を受けていただくための、治療計画について解説いたします。
↓ 当院でインプラント治療をされた患者さんのご紹介でお見えになられた方です。同じくインプラント治療を受けたいということでした。
色々な治療が必要なのですが、今回は左上の欠損部分にスポットを当てて・・・!
↓ まず石膏模型を作り、将来どこに歯を作るべきかを検討していきます。(診断用モデリング)
今までの考え方ですと、まず骨があるところにインプラントを入れていくことしかできなかったのですが、それでは最終的な歯の形に無理が生じ、上手く噛めない・食べ物が詰まる・発音がしにくいなどの弊害が生まれてしまうことが多かったのです・・・
本来は理想的なポジションにインプラントを入れるべきですよね?骨が足りない場合は、骨を補うことでその理想的な治療が可能となり、またそれが長期間にわたり安定させることができうることを覚えておいてください。
そのためには、事前の治療計画がしっかりとしていなくてはなりません。しっかりとシミュレーションしていきたいものです。
↓ さて、上記のシミュレーションを元にして作られた診断用ステントを用いてCT撮影を行い、もう少しインプラントの位置を煮詰めていきます。それが下のレントゲン写真・・・但しこれは従来の平面的な写真ですね。これでは、骨の厚みや上顎洞の中がどうなっているのかを正確に把握することが不可能ではないでしょうか?
これだけでは、非常にあやふやな状態で手術に望まなくてはなりませんね。
↓ そこでCTデータを用いた3次元的なインプラント・シミュレーションが重要になってきます。
事前にインプラントを骨の関係を正確に把握することにより、手術中のストレスを最小限にし、安全性を最大限に高めることができる様になるのです。
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行っております。
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで説明いたします!
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