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- 2012年04月16日
口腔内写真撮影のカメラ・・・
おはようございます 中川歯科医院@八王子 中川雅裕です
2週連続で週末にセミナーがあったこともあり、気づいてみるとこのブログの更新はなんと・・2週間ぶりとなりました。
ごく一部の購読されている方々、大変長らくお待たせいたしました・・・!
今日の話題は・・・カメラです。
中川歯科へおいでになったことのある患者さんにはわかると思いますが、治療時の大切な記録として口腔内の写真を撮影することとしています。
治療前後はもちろんのこと、途中経過やインプラントをはじめとする手術中、あるいは、セラミックの色の記録など、写真が必要な場面は大変多いものです。
つい先日までは、キャノンの7Dをいう機種のみを使っていましたが、最近、ニコンのD700というカメラも使い始めました。
実は約8か月前に購入していたのですが、重量が重すぎてなかなか使う気になりませんでした。
勤務医のK先生に『せっかくいいカメラを買ったのに物凄くもったいない!』と言われ、この4月から使い始めた次第です。
ストロボやレンズ、ホワイトバランスや色調などのセッティングによっても変わってきますが、キャノンとニコンは基本的に色がかなり違います。
ちゃんと原理原則を守ってきちんと撮影されている場合は・・・どちらがいい・悪いという問題ではなく、使う人の好みの問題だと思います!
我々が撮影対象としている口腔内は、基本的に『赤と白』の世界です。特に赤の色の出方がかなり違ってきますね・・・まあ、下の写真を見てください!
↓同じ患者さんの前歯を2つの機種で撮ってみました。上がキャノンですが、赤が独特の色の出方をしてきます。人によっては、派手だと思うかもしれません・・・
一方のニコンは、ぱっと見る限りやや青い感じがしますが、落ち着いているというか奥行きが深いというか・・・少なくても私には細かい部分が観察しやすい気がします。バックも同じにすれば良かったですね・・
※以下の2枚は別々の患者さんですがそれぞれのメーカの特徴が出ていると思います。
上:キャノンの写真です。先ほどの写真とは多少設定を変えています。コントラストが強く出なかったため、結構明るくて綺麗にに映っていると思います。
下:ニコンの写真。上の2枚組の写真同様、やや青い感じもしますが、こちらの方が実際の口の中に近いのです!
ということで、患者さんにとってはあまり関係ない話でしたが、どうせ撮るのであれば、単なる記録ではなくある程度綺麗(芸術的)に撮りたいものですね!
ご希望の方には、両方のカメラで撮った画像を差し上げます。お気軽にお申し付けくださいね!
では・・・
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