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- 2012年06月08日
歯科治療の要 : きちんと歯型を採るということ・・・!
こんばんは 中川歯科@八王子 中川雅裕です
だんだんと梅雨っぽく、じめじめとしてまいりました。
私は基本的に電車通勤なのですが、最近は節電なのでしょうか?電車に乗ると明らかにサウナ状態でして・・・明らかに涼しく感じる気候においても、電車の中だけは『常磐ハワイアンセンター』並みに暑苦しい・・・特に雨の日は最低ですね。
他の乗客の皆さんがどう思われているのかはわかりませんが、私は湿気が特に苦手でして・・・w
『早く秋がこないかな?』 と真剣に思っている今日この頃です。夏は暑いので、私には必要ありません・・
さて、久々に歯の話です。
ここ最近はインプラントのオペは週に3回程度はやっておりますし、それ以外に審美形成外科、歯周再生療法など、手術には事欠きません。しかし、手術の写真は皆さんお嫌いだと思いますので、やはり通常の治療の方面がよろしいでしょうか?
銀歯にせよ、セラミックにせよ、綺麗で長持ちするためにはしっかりと仕事をする必要があります。
・歯周病を上手くコントロールする
・綺麗に歯を削る
・仮歯を切れに作り、歯ぐきの形を理想的にしておく などなど・・・
もちろん全て大切ですが・・・・その中で最も重要な要素として考えられているのが
歯型をしっかり採ること・・・!
↓ 歯型を採る当日の流れです。
まず仮歯を外して、軽く麻酔をしたのち、『圧排糸』と呼ばれる特殊な糸(画面では黒く見えています)を歯周ポケットの中に入れていきます。こうすることによって、私がどこまで削ってあるかの境目をはっきりとさせることができます(もちろんその前の段階の歯を削る時にも糸を使用します)。
境界がはっきりしていれば、実際に歯を作ってくれる技工士の方々も作業がしやすくなりますね。
裏を返せば、それがはっきりしていなければ、精度の高い仕事はできないということになります。
↓ そして、上記のケースで実際に取った型がこれですね!
完璧ではないにせよ、少なくともどこまで削ってあるのかがはっきりとわかると思っています。
患者さんにクオリティの高いセラミックを提供する=技工士さんにいい仕事をして貰う、ためには、我々歯科医師の側も最低限の礼儀たる 『しっかり歯型を採る』 ということを実践していくべくでしょう。
ちなみにこのようなちゃんとした歯型が取れている場合は、すき間の少ない綺麗なセラミックが出来上がってこることは間違いありません!!!
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
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