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- 2012年09月22日
インプラントに治療において大切なこと!
こんにちは 中川歯科医院@八王子 中川雅裕です
連休中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?天気はまずまずですね。
私は、インプラントに関する論文を読み・・・自分のケースをまとめるという、とても悲しい(有意義なw)週末を送っています。
ところで・・・
インプラントが臨床応用されて既に多くの年月が経過しております。
インプラントを長期にわたりいい状態で使って頂くためには、患者さんの手入れや歯科医院側のこまめなチェックと調整が必要とされますが、それ以前の問題として、我々がやってくべきことがあります。
インプラントを支えている骨を歯ぐきをきちんと安定した状態まで増やしておくことです。
『痛くない、腫れない』
ということだけ目を奪われすぎると、短い期間しか安定しない残念なインプラント治療にしかならない可能性がありますので、よく相談して、御自分の受ける治療内容を決めてください!
↓ 初診時の状態です。歯がとれてしまい噛めないということで奥さまの紹介でお見えになった患者さんです。奥の銀歯も根の治療の問題で抜かないといけないため、インプラントとすることにしました。
ここで問題となるのは、骨の量がや絶対的に足らないことです。このままインプラントを入れた場合、おそらくインプラントの一部が露出する結果となり、数年で腫れて痛くて歯ブラシが当てられない・押すと膿が出てくるというような状態になってしまいます。
中川歯科では長期的に安定する状態を提供するために、人工骨の移植・歯肉の移植をお勧めしています。患者さんの希望でそうしない場合もありますが、後からではできないこともあるので、注意が必要です。
↓ インプラントにチタン製の土台をねじ止めしたところです。移植を行ったおかげで、硬い安定したあ歯ぐきとなっていることが分かると思います。天然歯と違い、インプラント元々体の中にあったものではありません。天然歯以上に色々な点で気を使って治療す必要がありますよ!
↓ セラミックをセットしたところです。インプラント直下のやや白っぽく見える帯状の歯ぐきは移植した部分ですが、非常に安定していますね。頬っぺたをひっぱっても全く動きませんので、多少磨き残しが出たとしても簡単には炎症を起こさない強さがあります。これが大切ですよ!
埋めるだけなら誰でもでいますが、こういう状況を作り出すには、それ相応の知識と経験・技術が必要となります!
医院選びが大事かもしれません・・・
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
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