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- 2013年06月08日
インプラントの設計
こんばんは
無事にギリシャのEAED:ヨーロッパ審美学会から戻ってまいりました
いつも訪欧して思うこと・・・やはり、私にはヨーロッパの方が肌に合うようです・・・
まず、食事に不自由することはあまりありませんので・・・
アメリカは・・・とても考えたくありませんwww
さて、学会では多くのトピックが話されましたが、
1/3がインプラント
1/3が審美系(セラミック)
1/3が包括治療
といった感じでした。
一昔前の 『これが俺のインプラントだ!』 という格好の悪いプレゼンテーションは影を潜め、インプラントは完全に普通の治療の一環となっています・・・つまり、インプラント単独では、もうトピックにはならないということです。
とはいっても、原理原則が分かっていない人にとっては、やはりインプラントは特別なものであることには変わりはないと思いますし、私自身もまだまだ知らないことが多いですので、引き続き謹んで学んでいく所存です。
さて、最近のケースです
全ての方は歯医者が嫌いだと思いますがwww、この患者さんも同じく・・・奥歯を失って随分と時間が経過した時点でおいでになりましたが、そのために歯並びが悪くなってしまっていました
矯正をして、歯列全体のバランスを取っていく必要があるのですが、矯正をするには奥歯がちゃんとしていないとならないのです。そのため・・・
将来的な歯の移動する場所を予測して、その予測をもとにインプラントを入れる位置を決めて・・・という複雑な治療計画の元にインプラントの手術を行いました。
皆さん、特に患者さんが誤解しているので敢えて申し上げますが、歯がなくなったからといって、何も考えずにその場所にインプラントを入れることほど馬鹿なことはありません!
そんな治療は、メーカー主導の1日セミナーでも受ければ、どんなアホでも出来るようになりますw
一番大切なのは、既に壊れてしまった口腔内のバランスをどのようにして回復し、また、それを維持するためにインプラントをどう用いるのか?とを考えることです!
建物を建てるときの構造力学を全く同じであり、必要十分な本数で治療を終えることがスマートであり、治療費用も節約でき、のちの手入れもしやすくなります。
ということで、明日も仕事がたくさんあるので、この辺で・・・
ではVIVA
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
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