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- 2012年07月15日
2012 OJミーティングから帰還しました
こんばんは 中川歯科@八王子 中川雅裕です
昨日、最新情報にてお知らせいたしましたが、先週末は学会参加のため、青森県八戸へ行っておりました。
OJ:Osseointegration study club of Japan
簡単にいえば、一通り基礎をマスターしたドクターのアドバンスなインプラント学会です。
昨今の安全・安心なインプラントはもちろん大切ですし、どのような治療においても基礎が大事であることは当たり前です・・・
しかしながら、それだけでは実際の治療はなしえないのが現状ですね!
まず、ベーシックをきちんとマスターしてからアドバンスな治療に取り組むべだと思います。
問題は・・・日本には(諸外国も実際はそうらしいのですが・・)、インプラントについて体系的に教育するシステムがないことでしょうか?
それは、日本の特殊性として、まず保険診療ありき ⇒ 自費(保険外)診療は一部の例外的な治療である・・・と、ほとんどの方が思っていることでしょう。
決して保険診療が悪いという事ではありませんが、敢えて 私個人的意見を言わせていただくと・・・
あるレベルを超えて悪くなってしまった場合は、数多くの制約がある保険診療では、患者さんが満足する歯科治療は提供しずらいという側面があります。
ケースバイケースですが・・・
悩んだらまず相談に来て頂くことをお勧めいたします。
さて、閑話休題
OJ:Osseointegration study club of Japanの話に戻ります。
今回のミーティングは、東日本大震災復興支援大会と銘打って盛大に行われました。
そして、参加された全ての先生方が、八戸の食を楽しみ、親睦を深め、そして学会では活発な意見交換を行い・・・と、多くの先生から大成功!という声が聞こえてきました。
もちろん、私も夜遅くまで、知り合いの先生たちとインプラントや歯について、熱く語ってきました。
肝心の学会の内容ですが・・・
一昔前は何でもかんでもインプラント!という風潮がありました。しかし、近年はやや趣が変わってきています。
実際、私もインプラントではなく、あえて ブリッジや義歯を選択することが多くなってきています。仮に同じ場所の歯がなくなったとしても、患者さんの噛む力などによって、インプラントがいい場合、ブリッジや入れ歯でも問題ない場合など、総合的に判断する必要があります。
多くのクリニックでは、インプラントが治療の目的となっているのではないでしょうか?
一番大事なことは、いかにして患者さんの噛み合わせを回復し、そして長期にわたり安定させるか? ということです。インプラントも含めて、患者さんと一緒に相談することが大切ですね!
最後になりますが、数少ない写真の中から、八戸へ行ったことが一目瞭然のこの写真を掲載いたしますw
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
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